2025/07/03 19:03

「挨拶は基本」だけど、それだけじゃ足りないという話

営業の仕事をしていると、よく「挨拶が大事」って言われます。
たしかにその通り。笑顔で元気よく挨拶されたら、こちらも気持ちいい。
実際、できる営業マンほど、基本をおろそかにしない。
そういう人たちが「挨拶の大切さ」を語るのも、すごくよくわかります。

でも最近、こんなふうにも思うんです。

挨拶は「基本」であって、「成果」ではない。


元気があればなんとかなる?…いや、ならない。

若手の営業マンに多いのが、「とにかく元気に!」というスタイル。
もちろん悪くない。むしろ初対面の印象はすごく良くなります。

でも、それだけでは乗り切れないのが現実。
どんなに元気でも、納期が守れなかったり、頼んだことに対応してくれなかったりすると、
「この人、元気だけど中身がないな…」と思われてしまいます。

むしろ、「申し訳なさそうにしてても、きちんと対応してくれる人」の方が、長く信頼されることも多いです。


信頼は、丁寧な“行動”の積み重ね

結局のところ、取引先が見ているのはその人の「対応力」や「実行力」。

  • 約束を守る

  • 調べてすぐに返信してくれる

  • 困っているときに親身になってくれる

そういった小さな行動が、信頼につながっていくと思う。


だからこそ、「基本の先」を大事にしたい

挨拶や元気な声かけが悪いわけじゃない。むしろ、ちゃんとできる人は少ないから、それだけでも価値があります。

でも、そこで止まってしまってはもったいない。
その先にある「約束を守ること」「きちんと届けること」を大切にできる人が、最終的に信頼される営業になっていくんだと思います。


そして私は・・・

ちなみに…こう偉そうに書いていますが、
実は僕自身、声が小さくて、元気もなくて、何を言ってるのかわからない、とよく言われてます。

最初のころは、「もっと明るく!声を出して!」と言われるたびに、自分には向いてないのかも…と落ち込んだものです。

そしてまだ解決できておりません。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。