2025/07/04 10:37
こんにちは、MuuCOFFEEです。
今日はちょっとマニアックな話をしたいと思います。
それは、**「酒珈琲に使うコーヒー豆の選び方」**について。
現在、当店で販売中の酒珈琲の中には、
「純米吟醸」の日本酒を使ったものが2つあります。
でも一言で“純米吟醸”といっても、実はまったくタイプが違うんです。
お酒の個性が違えば、合わせる豆も当然変わります。今日はその一例をご紹介します。
泉橋酒造の純米吟醸 × ブラジル産コーヒー
まずご紹介するのは、神奈川県・海老名の「泉橋酒造」さん。
地元の米と水で丁寧に仕込まれた純米吟醸は、
ほんのり甘くて、まろやかな口当たりが特徴です。
このお酒には、キャラメルのような風味が引き立つブラジル産のコーヒー豆を合わせました。
コクがありつつも、どこかやさしい。
口に含んだときにふわっと広がる甘さと香ばしさが、お酒のまろやかさとぴったりなんです。
白瀧酒造の純米吟醸 × ペルー産コーヒー
そしてもうひとつが、新潟県の「白瀧酒造」さんの純米吟醸。
スッと飲めて、キレが良くて、
爽やかであっさりとした味わいが魅力です。
この酒質には、重たくない、軽やかなテイストの豆が合う。
そこで選んだのが、ペルー産の豆。
酸味がすっきりしていて、後味もクリーン。
白瀧さんのお酒の透明感を壊さず、むしろ引き立てる組み合わせになりました。
飲み比べが楽しい「酒珈琲」
同じ「純米吟醸」を使った酒珈琲でも、
ここまで味わいが変わるんです。
これは、お酒だけでは出せない味。
でもコーヒーだけでも出せない味。
**“お酒と豆、両方の個性が出会って初めて生まれる味わい”**が、酒珈琲の魅力です。
ぜひ、泉橋酒造と白瀧酒造、飲み比べてみてください。
それぞれの酒造さんや豆の個性が、きっと感じられると思います。