【100g】焦 -KOGARE- タンザニア ンベヤ ウテングル農園 ナチュラル
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焦 KOGARE|TANZANIA MBEYA UTENGULE NATURAL
約300年の歴史を持つ、タンザニアのコーヒー
タンザニアでコーヒーが育まれてきた歴史は、約300年前にさかのぼります。
北西部のブコバ地区に暮らすハヤ族がコーヒーを持ち込んだのが始まりとされ、当時のコーヒーは飲みものとしてではなく、宗教儀式や大切な文化的行事の中で用いられていました。
1890年頃になると商業的なコーヒー生産が始まり、キリマンジャロのふもとから南部へと、少しずつ栽培地域が広がっていきます。
植民地時代の栽培奨励や独立後の制度づくりなど、さまざまな変化を経ながら、現在のタンザニアのコーヒー産業へとつながってきました。
東アフリカに位置するタンザニアは、ケニアやウガンダといったコーヒー生産国と隣接する農業国です。
コーヒーは現在も人々の暮らしを支える重要な輸出産品のひとつ。生産量の約9割を小規模農家が支えているとされ、多くの人々の生活とコーヒー生産が密接につながっています。
注目を集める南部・ンベヤ
今回「焦 KOGARE」に選んだのは、タンザニア南部、ンベヤ地区にある ウテングレ農園 のナチュラルコーヒーです。
ンベヤは近年、タンザニアの新しいコーヒー産地として注目されている地域です。
キリマンジャロで知られる北部の産地よりも標高が高く、コーヒーチェリーがゆっくりと成熟する環境を持っています。
丁寧に生産されたコーヒーからは、明るい酸味や豊かなフルーツのニュアンスが感じられることも、この地域の魅力です。
東アフリカ大地溝帯、リフトバレーの縁に広がるウテングレ農園は、1937年に開設された歴史ある農園。
現在の農園主は約40年前にこの農園を取得し、ブラジル、ウガンダ、メキシコなどの農園で培った経験を生かしながら、高品質なコーヒー生産に取り組んでいます。
農園内には澄んだ山の湧水が流れ、長い乾季にはコーヒー畑の灌漑に利用されるなど、豊かな水資源にも恵まれています。
乾季を生かしたナチュラルプロセス
タンザニアから輸出されるアラビカコーヒーの多くはウォッシュドですが、ウテングレ農園ではンベヤの気候を生かしたナチュラルプロセスにも取り組んでいます。
この地域には、乾季になると40日以上まとまった雨が降らないこともあります。
その乾燥した気候を生かし、収穫したコーヒーチェリーを果実のまま乾燥させることで、ナチュラルならではの個性を作り出しています。
収穫するのは、丁寧に選別された完熟チェリー。
その後も欠点豆を取り除きながら精製・乾燥を行い、定期的なカッピングによって品質を確認するなど、厳格な管理が行われています。
また、品質だけでなく、持続可能な農業にも取り組んでいます。
精製によって発生するコーヒーパルプやパーチメントを牛糞と混ぜて発酵させ、剪定した枝や倒木から作ったバイオ炭も加えて有機堆肥に。
それを再びコーヒー畑へ戻すことで、土壌づくりと継続的なコーヒー生産につなげています。
品質を追求しながら、その土地の環境を生かす。
そんなウテングレ農園のナチュラルを、MuuCOFFEEでは「あえて深く煎る」。
ただし、深く煎れば煎るほど良いわけではありません。
このコーヒーが持つ酸味や果実感を残しながら、深煎りならではの苦味や香ばしさをどこまで重ねられるか。
「焦 KOGARE」は、ただ黒くなるまで焙煎するのではなく、それぞれの豆にとっての“深さ”を探るシリーズです。
味わい
ナチュラルらしい果実のニュアンスと酸味を残しながら、深煎りによるしっかりとした苦味を重ねました。
焙煎を進めるほど苦味の存在感が強くなる豆だからこそ、極端に火を入れすぎず、果実感とロースト感が交わるポイントを狙っています。
口に含むと、まず深煎りらしい力強い苦味と香ばしさ。
その奥から、タンザニア・ナチュラルが持つ明るい酸味とフルーティーな印象が顔を出します。
苦味の中に、果実が残る。
KOGAREの中でも、深煎りの力強さとアフリカらしい果実感のコントラストを楽しめる一杯です。
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レビュー
(56)
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