【100g】ほんとにスペシャルティ?コーヒー
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ほんとにスペシャルティ?コーヒー
「スペシャルティコーヒー」という言葉を、街でもよく見かけるようになりました。
産地や品種、精製方法、生産者の名前まで紹介され、一杯のコーヒーがどこで、誰によって、どのようにつくられたのかを知る機会も増えています。
それは、コーヒーにとってとても良い変化だと思います。
ただ、あまりにも「スペシャルティ」という言葉が増えてくると、ときどき思うことがあります。
「ほんとにスペシャルティ?」
そんなBRATの小言から、このコーヒーをつくりました。
この商品で使っているのは、スペシャルティというカテゴリーではなく、プレミアムコーヒーとして流通している豆です。
だから、スペシャルティとは書きません。
でも、肩書きが違うことと、丁寧につくられていないことは別の話です。
この豆を選んだ理由
選んだのは、パプアニューギニア・イーストハイランドのコーヒーです。
この土地では、ピーターさんを中心に、地域の人々がそれぞれの区画を管理しながらコーヒーを育てています。
特徴的なのは、単に農作業を任せるのではなく、それぞれに裁量を与えていること。
コーヒーをどこへ販売するのかという判断まで含め、一人ひとりが自分たちの農園として関われる環境づくりが行われています。
そして、その仕事はとても丁寧です。
コーヒーの木はアカシアの木陰に整然と植えられ、雑草を管理し、緑肥を土へ戻しながら、肥沃な土壌を維持しています。
小さな区画でもカットバックなどの手入れを怠らず、一本一本の木を管理する。
派手な精製方法や、目を引く品種の名前があるわけではありません。
それでも、
土をつくり、木を育て、手を入れ続ける。
コーヒーづくりの一番基本的なところに、きちんと時間をかけています。
肩書きではなく、その仕事に惹かれて、この豆を選びました。
BRAT VENOMの焙煎
このコーヒーを、スペシャルティコーヒーのように見せるつもりはありません。
プレミアムコーヒーは、プレミアムコーヒーとして扱います。
そのうえで私たちが考えるのは、いつもと同じです。
「この豆を、どう焼いたら美味しくなるか。」
豆が持つ素直な甘さや香ばしさを引き出しながら、酸味、苦味、甘さのどれかひとつだけが突出しないように火を入れていきます。
華やかさを無理につくるのではなく、毎日飲みたくなるようなバランスと、冷めても続く甘さを目指して仕上げました。
スペシャルティだから美味しい。
プレミアムだから、その下。
そんな単純な話ではないと思っています。
生産地で丁寧につくられた豆を選び、私たちが丁寧に焙煎する。
そして、飲んでみて美味しい。
カテゴリーの話は、そのあとでいい。
BRAT VENOMは、そう考えています。
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